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Power Appsのタイマー機能を使う

はじめに

Power Appsにはタイマーの機能があります。

時間ごとにアプリの動作を設定できるもので、

アニメーションのような動作が設定できたりと動作の幅が広がります。

docs.microsoft.com

 

使い方

使い方を知るために簡単な設定をいくつかやってみます。

下記サイト様で動かし方のイメージがつかめると思います。

PowerApps タイマーを利用してUIをアニメーションさせる - Power Appsの使い方

 

タイマーコントロールの追加

タイマーのコントロールは[挿入]>[入力]から追加できます。

f:id:mitsunooon:20200223141517j:plain

 

タイマーをどのくらいの長さ動かすか、

自動で開始させるか、

リピートするかなどの設定が

右側のプロパティから設定できます。

f:id:mitsunooon:20200223141546j:plain

 

時間指定で表示させる

時間指定でアイコンを表示させてみます。

f:id:mitsunooon:20200223142822j:plain

 

アイコンコントロールの[Visible]の項目に以下を入力します。

2秒~3秒間でアイコンが表示されるようになります。

If(Value(Right(Timer1.Text,1))>=2 && Value(Right(Timer1.Text,1))<4,true)

f:id:mitsunooon:20200223142801j:plain

 

これで時間ごとでアイコンが表示非表示になります。

f:id:mitsunooon:20200223154140g:plain

スタートストップボタン

タイマーは自動開始の設定ができますが、

自分でスタートストップを制御したいときもあると思います。

下記サイト様を参考にします。

PowerAppsを使ってじゃんけんゲーム Part1 - Qiita

 

タイマーの[Start]項目に[Timer_start]の変数を指定します。

f:id:mitsunooon:20200223144616j:plain

 

スタートボタンにクリックするとタイマーが始まる設定を入れます。

[OnSelect]に下記値を入れます。

UpdateContext({Timer_start:true})

f:id:mitsunooon:20200223144804j:plain

 

ストップボタンでタイマーを止めるようにします。

[OnSelect]に下記値を入れます。

UpdateContext({Timer_start:false})

f:id:mitsunooon:20200223152925j:plain

 

これでタイマーのスタートストップがボタンで制御できますf:id:mitsunooon:20200223154204g:plain

タイマーの非表示

おしゃれな画面にしたいときに、タイマーのコントロールがでてるといまいちな時もありますよね。

 

タイマーのプロパティの[表示]をオフにすると、機能はそのままに非表示になります。

f:id:mitsunooon:20200223153320j:plain

 

作ったもの

上記の手法を組み合わせて、絵描き歌練習アプリを作りました。

 

 

おわりに

変数関数の設定次第でいくらでも複雑な動きができるようになりそうです。