はじめに
Power Appsにはタイマーの機能があります。
時間ごとにアプリの動作を設定できるもので、
アニメーションのような動作が設定できたりと動作の幅が広がります。
使い方
使い方を知るために簡単な設定をいくつかやってみます。
下記サイト様で動かし方のイメージがつかめると思います。
PowerApps タイマーを利用してUIをアニメーションさせる - Power Appsの使い方
タイマーコントロールの追加
タイマーのコントロールは[挿入]>[入力]から追加できます。
タイマーをどのくらいの長さ動かすか、
自動で開始させるか、
リピートするかなどの設定が
右側のプロパティから設定できます。
時間指定で表示させる
時間指定でアイコンを表示させてみます。
アイコンコントロールの[Visible]の項目に以下を入力します。
2秒~3秒間でアイコンが表示されるようになります。
If(Value(Right(Timer1.Text,1))>=2 && Value(Right(Timer1.Text,1))<4,true)
これで時間ごとでアイコンが表示非表示になります。
スタートストップボタン
タイマーは自動開始の設定ができますが、
自分でスタートストップを制御したいときもあると思います。
下記サイト様を参考にします。
PowerAppsを使ってじゃんけんゲーム Part1 - Qiita
タイマーの[Start]項目に[Timer_start]の変数を指定します。
スタートボタンにクリックするとタイマーが始まる設定を入れます。
[OnSelect]に下記値を入れます。
UpdateContext({Timer_start:true})
ストップボタンでタイマーを止めるようにします。
[OnSelect]に下記値を入れます。
UpdateContext({Timer_start:false})
これでタイマーのスタートストップがボタンで制御できます
タイマーの非表示
おしゃれな画面にしたいときに、タイマーのコントロールがでてるといまいちな時もありますよね。
タイマーのプロパティの[表示]をオフにすると、機能はそのままに非表示になります。
作ったもの
上記の手法を組み合わせて、絵描き歌練習アプリを作りました。
タイマーの扱いの復習がてら、ムーミンの絵描き歌練習アプリを作ってみた。シンプルなキャラデザほど難しい。#PowerApps pic.twitter.com/NGq47Y5q6F
— hikari (@_mi_lin_) 2020年2月11日
おわりに
変数関数の設定次第でいくらでも複雑な動きができるようになりそうです。