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『金融DXの壁を乗り越える』ウェビナー参加レポ

はじめに

先日、Agile Studioさん主催のウェビナーに参加しました。
『金融DXの壁を乗り越える』ウェビナー開催

ウェビナー概要

金融DXのために行ったことを、「リスキル」「アジャイル化」「内製化」の3点に絞り、実体験から見えた課題と対応をお話ししてくれました。
内製化の参考になればと思い、事例や情報収集のために参加しました。

リスキル

リスキルの言葉が初見だったので調べました。
リスキリング(Re-skilling)​のこと。
経済産業省の提示資料では「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に対応するために、必要なスキルを獲得する/させること」とされています。
例えば、「製造ラインの労働者がソフトウェアエンジニアになる​」のようなことを指しています。
類語で「アップスキリング​」という言葉もあるようです。
こちらは「経理担当者が経理マネジャーになる、 あるいは財務分析のためにITツールを学ぶ」​のようなことを指しています。
リスキルはDX時代の人材戦略に不可欠な要素と言われています。

下記の資料にて、リスキリングとは何か、なぜ必要なのかがわかりやすくまとめられていたのでお勧めです。
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/002_02_02.pdf
https://www.works-i.com/research/works-report/item/reskilling2020.pdf

ウェビナーの中では、一人のリスキル対象者に対してどのような対応をしたかを紹介していました。
リスキルの段階ごとに分けた対応や周りのサポートの手厚さが重要そうでした。
ノウハウがない状態で自力で挑戦するのは難しそうな印象を受けました。

アジャイル

アジャイル化として導入したことのお話でしたが、チームイベント導入のお話がメインだったので、どちらかというとスクラムの紹介という印象でした。
今の弊チームでも同じことをやっているものも多かったので、いいなと思う改善点を真似させていただこうと思いました。

内製化

内製化を目指して実施したことの、問題点、原因、対応策、注意点を聞くことができました。
目指すべき形として「一時的な内製化」ではなく「持続可能な内製化」であることを意識して考えられた対策を聞けたのがよかったです。

全体の感想

1時間のウェビナーだったので業後に気軽に参加できました。
Zoomでの参加で、質問をしたいときはQ&Aのチャットに書き込んでおくと答えてもらえました。双方向のコミュニケーションはできないので、納得するまで掘り下げられる感じではなかったですが、質問はしやすかったです。
定期的に支援した内製化の事例紹介をしているようなので、また参加したいと思います。