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Azure CLIで使用するサブスクリプションを変更する方法

はじめに

Azure CLIでリソースを作成するときに、使用するサブスクリプションを選択する方法をメモ程度に。
下記の公式サイトを自分用に整理したような感じです。

 

参考サイト

Azure CLI を使用して Azure サブスクリプションを管理する | Microsoft Docs

Azure Cloud Shell のクイックスタート - Bash | Microsoft Docs

Output formats for Azure CLI | Microsoft Docs

 

手順

1.自分が利用できるサブスクリプションを確認する

下記コマンドで自分が利用できるサブスクリプションが確認できます。

コマンド:az account list

f:id:mitsunooon:20200915153816j:plain

 

オプションで表示形式を指定することもできます。
デフォルトはJSON形式表示。yaml、tableなどが選べます。

オプション:--output

コマンド:az account list --output table

f:id:mitsunooon:20200915154109j:plain

 

2.現在の規定のサブスクリプションを確認する

確認方法①

上記コマンド結果から判断します。

IsDefaultがtrueになっているものが今のデフォルトのサブスクリプションです。

f:id:mitsunooon:20200915154125j:plain

 

確認方法②

下記コマンドを実行して、表示されたサブスクリプションが現在のデフォルトです。

コマンド:az account show

f:id:mitsunooon:20200915154147j:plain

 

3.デフォルトで使用するサブスクリプションを設定する

下記コマンドでデフォルトで使用するサブスクリプションの名前を指定して設定します。

コマンド:az account set --subscription 'my-subscription-name'

f:id:mitsunooon:20200915154216j:plain

コマンドが成功しても特に何も返ってこないので、2の確認方法で指定したサブスクリプションがデフォルトになったか確認します。

 

おまけ:リソース作成の時だけサブスクリプションを指定したいとき

サブスクリプション指定のオプションを付けます。

例:az vm create --subscription "My Demos" --resource-group MyGroup --name NewVM --image Ubuntu